【プロンプト付き】Google Meet文字起こし×AI|商談を「勝てる試合」に変える法人営業の新戦術

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本記事では、月間20件以上の商談をこなす現役の法人営業マンである私が実践する「Google Meet文字起こし×AI活用術」を、コピペで使えるプロンプトとともに解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたの商談後ルーティンが変わっているはずです。

目次

Google Meet文字起こし機能を「武器」にするための基本設定

Google Meetの文字起こし機能は、法人営業マンにとって最も手軽に使える「商談記録ツール」です。しかし、多くの営業マンがこの機能を使いこなせていません。

理由は単純——正しい設定と活用法を知らないからです。

最短で準備完了。会議開始時に忘れてはいけない1つの設定

Google Meetで文字起こしを活用するために必要な設定は、驚くほどシンプルです。

会議開始時に行うべき唯一の操作:

  1. Google Meetの画面右下「アクティビティ」をクリック
  2. 「文字起こし」→「文字起こしを開始」を選択

たったこれだけです。

重要なのは、文字起こしデータの保存先です。

  • 文字起こしは自動的にGoogle ドキュメントとして、会議を主催したGoogleドライブに保存されます
  • ファイル名は「[会議名] の文字起こし」という形式で自動生成
  • 会議終了後、すぐにドライブから取り出せる状態になっています

私のワークフロー:

商談開始と同時に文字起こしをオンにし、終了後すぐにスマホでGoogleドライブアプリを開きます。移動中の電車内で、そのままテキストをコピーしてChatGPTに投げ込む——この流れを習慣化してください。

注意点として:

  • 無料版のGoogle Meetでは文字起こし機能が使えません(Google Workspace契約が必要)
  • 参加者全員に「文字起こしを開始します」という通知が表示されるため、事前に了解を得ておくとスマートです

商談後の10分を「黄金の5分」に変えるAI活用ワークフロー

従来の商談後フローはこうでした。

  1. 記憶を頼りに議事録を作成(20分)
  2. 上司への報告メールを書く(10分)
  3. 顧客へのサンクスメールを書く(10分)

合計40分——しかも、記憶の曖昧さから重要な発言を漏らすリスクも高い。

AIを活用した新フローは:

  1. Google Meetの文字起こしテキストをコピー(30秒)
  2. ChatGPTに投げ込み、必要な情報を一括抽出(3分)
  3. 出力結果を微調整(2分)

合計5分強——しかも、顧客の発言を一字一句記録済みです。

では、具体的な手順を見ていきましょう。

ステップ1:ドキュメントからテキストを抽出し、LLMへ流し込む

商談終了後、まず行うべきは文字起こしデータの取得です。

操作手順:

  1. Googleドライブを開く(スマホアプリでOK)
  2. 「[会議名] の文字起こし」というドキュメントを開く
  3. テキスト全体を選択してコピー
  4. ChatGPT(GPT-4o)またはGeminiを開く
  5. 次のセクションで紹介するプロンプトと一緒にテキストを貼り付け

私の場合、ChatGPT(GPT-4o)を「相棒」として使っています。理由は以下の3点:

  • 文脈理解の精度が高い:曖昧な発言でも意図を汲み取ってくれる
  • 出力の自然さ:そのまま使えるレベルのメール文が生成される
  • 長文処理に強い:60分の商談でも問題なく処理可能

Geminiも優秀ですが、特にGoogleサービスとの連携を重視する方にはおすすめです。Google Workspaceとの親和性が高く、ドキュメントやスプレッドシートへの直接出力がスムーズです。

ステップ2:現場の空気感をAIに補足する「1行のメモ」

ここが、AI活用の成否を分ける最重要ポイントです。

文字起こしは「発言の記録」であって、「商談の空気感」は記録できません

例えば:

  • 「検討します」という言葉の裏にある、予算への不安
  • 決裁者が黙って聞いていた時の、懐疑的な表情
  • 担当者が上司の顔色を伺いながら話していた、社内政治の存在

これらは文字に残りませんが、商談の成否を左右する最重要情報です。

私が実践している「1行メモ」の例

【補足情報】
・担当者(佐藤氏)は前向きだが、予算感に対して上司(部長)が難色を示していた
・競合のB社が既に提案済みとのこと。価格で競り負けている可能性あり
・導入時期について「来期以降」という発言が2回あり、緊急度は低い印象

この1行メモを、文字起こしテキストと一緒にAIに投げ込むだけで、出力の精度が劇的に向上します

AIは「言葉」を処理するツールです。あなたが感じた「空気感」を言語化して渡せば、それを反映した分析や提案をしてくれます。


【コピペOK】商談を勝利に導く「魔法のプロンプト」

ここからは、実際に私が使っている実戦プロンプトを3つ公開します。

すべてコピペ可能です。あなたの商談内容に合わせて、文字起こしテキストと一緒に投げ込んでください。

1.「上司への即時報告」用プロンプト

商談後、最も急がれるのが上司への報告です。しかし、忙しい上司に長文メールを送っても読まれません。

求められるのは、3分で読めて、判断材料が揃った簡潔な報告です。

プロンプト:

出力例のイメージ:

商談概要: A社営業部・佐藤部長、田中課長と、営業DX支援ツールの導入について協議。現状、エクセル管理による工数増加が課題。

BANT情報:

  • Budget:年間300万円程度を想定(部長決裁範囲内)
  • Authority:佐藤部長が最終決裁権を持つ
  • Needs:営業活動の可視化、報告工数の削減
  • Timeframe:来期(4月)導入を希望

懸念点: ・競合B社が既に提案済み。価格競争の可能性 ・部長が予算に対して慎重な姿勢 ・導入時期が「来期以降」と若干後ろ倒しの印象

次のアクション: ROI試算資料を3営業日以内に提出し、価格面での優位性を訴求

これを上司に転送するだけで、的確な指示が返ってきます。

2.「顧客へのサンクスメール」自動作成プロンプト

商談後24時間以内の御礼メールは、法人営業の基本中の基本です。

しかし、毎回ゼロから書くのは非効率。かといって、テンプレートの使い回しでは「この営業、ちゃんと聞いてたのか?」と思われるリスクがあります。

AIを使えば、商談内容を反映したパーソナライズメールが1分で完成します

プロンプト:

出力例のイメージ:

件名: 本日はお時間をいただきありがとうございました|営業DX支援ツールのご提案

佐藤部長

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

「営業活動の可視化」と「報告工数の削減」という課題について、具体的なお話を伺うことができ、大変参考になりました。特に、現在エクセル管理で発生している月間30時間の工数削減については、弊社ツールで十分に対応可能と考えております。

お約束の通り、ROI試算資料を3営業日以内にお送りいたします。また、田中課長からご質問いただいた「他社事例」についても、同業種の導入事例を添付させていただきます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

このレベルのメールが1分で完成します。あとは、社名や細かいニュアンスだけ微調整すればOKです。

3.「決裁者の心理分析と反論処理」プロンプト

これは、上級者向けのプロンプトです。

商談中、決裁者が発する「ちょっとした言葉の端々」に、本音や懸念が隠れていることがあります。

例えば:

  • 「検討します」(=興味ないけど断りづらい)
  • 「他社も見ています」(=価格競争に持ち込みたい)
  • 「タイミングが…」(=優先度が低い)

これらの「NO」のサインをAIに特定させ、対策を練るのがこのプロンプトです。

プロンプト:

このプロンプトの狙い:

  • 自分では気づかなかった「隠れた懸念」を可視化
  • 「あえて厳しい視点」を要求することで、自分のバイアスを外す
  • 次回商談での反論処理シナリオを事前に準備

特に「厳しい視点で」という一文が重要です。AIは基本的に「ポジティブな出力」をしがちですが、営業の現場で必要なのは、冷徹な現実分析です。


現場視点の深掘り:文字に現れない「決裁者の沈黙」をどう扱うか

ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。

「でも、AIって結局『文字』しか読めないんでしょ?商談の空気感までは分からないよね」

その通りです。だからこそ、営業マンの価値があるんです。

AIには見えない「商談の温度感」の補完術

Google Meetの文字起こしは、発言を100%記録してくれます。
しかし、以下のような情報は記録できません。

  • 決裁者が腕を組んで黙っていた沈黙の意味
  • 「検討します」と言いながら、目が合わなかった瞬間
  • 担当者が上司の顔色を伺いながら、言葉を選んでいた様子

これらは、営業マンの「勘」でしか捉えられない情報です。

しかし、この「勘」を言語化してAIに渡せば、驚くほど精度の高い分析が返ってきます。

私が実践しているAI補完術

商談中、スマホのメモアプリにリアルタイムで気づきを残す習慣をつけています。

例:

このメモを、文字起こしテキストと一緒にAIに投げ込むだけで、文字だけでは得られない深い洞察が得られます。

もう一つの技術としてAIに「厳しい視点で批判させる」というものがあります。

人間は誰しも、自分に都合の良い解釈をしがちです。
「今日の商談、手応えあったな」と思っても、実は顧客は社交辞令で褒めただけかもしれません。
そのバイアスを外すために、AIに「あえて厳しく見させる」のが有効です。

例えば、先ほどの「決裁者の心理分析プロンプト」に、こんな一文を加えます:

すると、AIはこんな出力をしてくれます。

  1. 予算の壁:部長が「300万円」という数字に対して即答を避けた点から、社内での予算確保が困難な可能性
  2. 競合優位性の不足:「他社も見ている」という発言から、既に競合が先行している可能性。差別化ポイントが不明瞭
  3. 緊急度の低さ:「来期以降」という発言が複数回あり、現在の優先度が低い。他案件に予算を取られるリスク

この「厳しい視点」こそが、次の商談での反論処理シナリオを磨き上げます。


まとめ:AIを使いこなし、圧倒的な成果を出して早く帰ろう

Google Meetの文字起こし × ChatGPT/Geminiの組み合わせは、法人営業マンにとって最強の武器です。
この記事で紹介した内容をまとめます

  • Google Meet文字起こしは、会議開始時に1クリックで設定完了
  • 商談後、文字起こしテキストをAIに投げ込むだけで、議事録・報告・メールが5分で完成
  • 現場の「空気感」を1行メモで補足することで、AIの精度が劇的に向上
  • 3つのコピペプロンプト(上司報告・サンクスメール・心理分析)で、商談後の業務を完全自動化

しかし、忘れないでください。

AIはあくまで「あなたの武器」であって、「あなたの代わり」ではありません。
文字起こしが100点でも、顧客の目を見て信頼を築くのは、あなたにしかできません。
AIが浮かせてくれた時間で、あなたは何をしますか?

  • もう1件、新規商談に行く
  • 既存顧客との関係を深める雑談時間を作る
  • あるいは、定時で帰って家族との時間を過ごす

ツールに使われるのではなく、ツールを使いこなす営業マンを目指しましょう。

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この記事を書いた人

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